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今日もオフィスが好きになる‐執務イス実施編‐

2025.09.12

“ただの椅子”じゃない、働き方を支えるパートナー

こんにちは!コラム編集長のM/Mです。
前回は「前編:疲れない椅子の選び方」をテーマに、姿勢やサポート性についてご紹介しました。今回はいよいよ実践編。実際にオフィスで取り入れられる具体的な椅子をピックアップしてみました。「座りやすさ」と「働きやすさ」を両立できるかどうかは、製品選びが大きなポイントです。同じ“オフィスチェア”でも、メーカーやモデルによって背もたれの形状や可動域、座面の素材まで個性が出ます。ここでは、働く時間が長い方にも安心しておすすめできるアイテムを中心に紹介していきます。

┃1.KOKUYO: ing(イング)

「座りすぎな日本人のための究極のイス」

 あなたの座る“その瞬間”が、まるでチェアと一体になる感覚に変わります。ingの秘密は「360°グライディング・メカ」。まるでブランコのように、前後左右、斜めのひねりまで、スムーズに、しかもストレスなく揺れるから、自然と体が動く。それだけで、じっとしていても筋肉がほんのり働いてくれるのです。しかもランバーサポート不要の設計で、背骨のS字カーブを自然に保ち、開放感もバツグン。座るたびに体も頭もリズムに乗って、集中もアイデアも生まれやすくなる。座ることが「ただ座る」から「動く」「感じる」「快適な時間」へ。そんな未知の座り心地、座ったら戻れない!

┃2.KOKUYO:Duora2(デュオラ2)

「あなたの動きに応える椅子。だから、疲れない

あなたの“座り方”を常に受け止め、自由自在にフィットするオフィスチェアがここにあります。コクヨの「デュオラ2」は、前傾・アップライト・後傾…そのどんな姿勢にも対応する驚きのメカニズムを備えています。ペルビックアジャストサポートはレバーひとつで3段階に調整でき、腰と骨盤をしっかり支えてS字カーブを守る。さらに、体重の移動を感知して座面が自動で前後に傾くオートチルト機構で、大腿部の圧迫も軽やかに逃す設計です。肘掛けは前後スライドする2wayモーションアームで、肩幅の違いにも、姿勢にもぴたりと寄り添う。そして大切な素材にもこだわりが。部品の交換が可能で、再生材も活用されたサステナブル設計が“長く使いたい”を実現します。

┃3.NAIKI:hoople(フープル)

「オフィスらしくない、豊富なカラー展開

日常に“さりげなく馴染む、一脚”をお探しなら、ナイキのHoopleがぴったり。リビングのようなあたたかみのあるデザインに、まるでラウンジチェアのような包み込まれる座り心地。名前の由来ともなるフープ(輪)フレームには、軽やかなムードが宿ります。背と肘が一体になった構造は、立ち座りもスムーズで、作業中の自然な姿勢も支えてくれます。しかも座面は上下調整もロッキングもスムーズ、さらに座面には骨盤を心地よくホールドする“アンカーフィット”設計と厚さ55 mmのクッションつきで、長時間でも快適な座り心地を実現。カラーバリエーションも豊富!3種のフレームカラー×12色の張地×高さ2タイプから選べて、全36通り。まさに“自分だけの一脚”が見つかります。

┃4.PLUS:Fita2(フィータ2)

「コンパクト、だけど座りやすい」

オフィスの限られたスペースさえ、心地よさの舞台に変えてしまう。プラスの「Fita2」は、多くの場面で軽やかに活躍するメッシュチェアです。ミーティングにも執務にもさっと滑り込めるコンパクト設計ながら、背幅480mm・座幅460mmというゆったり設計だから、狭さを感じさせない包容力がある。しかも、背もたれに寄りかかっても腰に隙間ができにくく、自然と正しい姿勢をサポートする「スライド連動シート」と、自動で強さが変わるロッキング機構で疲れを軽やかに抑えてくれるのです。カラーバリエーションは、スタンダードな3色ボディ×6色メッシュ、さらにブラックフレームに背フレームがバイカラー仕様も。素材にはバイオPETを使い、地球にも優しい選択です。機能とデザインが軽快に共鳴する、あなたの新しい一脚にぴったりなチェア――Fita2で、オフィスの“今”がもっと快適になります。

┃5.イナバインターナショナル:SWIN(スウィン)

「背座が動く、思考のスイッチもON」

すわった瞬間から、変化に身を委ねる心地よさが広がる――それが「Swin(スウィン)」の最大の魅力です。ブランコのように、背と座がアームレストの頂点を軸にスウィングする設計により、前傾にも後傾にも、自然に身体が動いてくれる。姿勢を変えるたびに、背中や腰への負担がそっと和らぎ、集中とリラックスの切り替えが直感的に行えます。脳血流の振れ幅が大きくなる実験結果もあり、思考のON/OFFもスムーズ。さらに、5本脚でありながらネスティング収納が可能という革新的構造で、省スペースにも強い味方。デザイン監修は奥山清行氏。見た目にも美しく、身体にも優しい「Swin」は、シンプルながら理想的な“動く座り心地”を叶えてくれる一脚です。あなたのワークスタイルを、今よりさらに自由に軽やかにしてみませんか?

まとめ
オフィスチェアは、ただ「座るための道具」ではなく、働き方や健康、発想力にまで影響を与える存在です。INGの“動ける座り心地”、Duora2の“自在なフィット感”、Hoopleの“デザイン性と快適さ”、Fita2の“省スペースと機能性”、そしてSwinの“軽やかなスウィング”。それぞれに個性があり、選ぶポイントも異なります。だからこそカタログや写真だけで判断せず、実際に座って体感することが一番の近道です。弊社ではサンプルチェアのご用意や体験もできます。ぜひお気軽にお試しいただき、ご自身やオフィスにぴったりの一脚を見つけてください。